, 午後
天気 * 晴れ
気温 * 23℃
水温 * 22℃
サトウキビの花が満開です
久し振りに青空が広がり、気持ちいいお天気でした。
港にしばらく車を停めておいて戻ると、
中が「暑っ!」と感じるくらい
今日は太陽がサンサンと照っていました。
午後のファンダイビング
お客様は、本日石垣島に到着されたばかりです。
去年の9月には沖縄本島で潜っていらしたそうで、
石垣島でのダイビングは今回が初めてとのことです(^^)
1本目は、そろそろ本格的なシーズンを迎えつつある
コブシメたちの繁殖行動を観察できるポイントへ行きました。
コブシメは、体長が60cmほどもある大きなイカです。
今日は6匹のコブシメたちがサンゴの周りに集まっていましたが、
まだ30㎝ほどの若いコブシメたちがほとんどでした。
警戒していたのか、
すぐにどこかへ逃げていってしまいました…。
沖の方まで泳いで出ていくと、
サバの仲間・グルクマたちを発見しました。
銀色の体に陽射しをキラキラ反射させながら、
外れそうなくらい大きな口をあけてプランクトンを食べています。
100匹を超える大きな銀色の群れが行ったり来たり…
何度も目の前を通り過ぎて行きました。
2本目は、アカククリたちの集まるポイントへ。
毎年水温が下がる頃に大きな群れを作ります。
たくさんの仲間たちに囲まれて、
安心しているのか?のんきなのか?
触ることができそうなほど近づいても、
まったく逃げる気配がありません。
そんなアカククリたちのすぐそばでは、
70cmはありそうな大きなモヨウフグが優雅に泳いでいました。
カンムリワシのクチバシのような鋭い歯がありますが、
実際はとっても大人しくてかわいらしい魚です。
ふと海底のソフトコーラルに目をやると、
真っ黒なウミウサギ貝が食事の最中でした。
モシャモシャおいしそうに、ソフトコーラルをかじっていました。
貝殻の部分を覆っている真っ黒いマントのような外套膜を
そ~っと指でめくると、
白ウサギのような真っ白いきれいな貝殻が現れました。
緊張からか、始めは呼吸が安定せず潜降に苦戦されていましたが、
ひとたび海底まで着いてしまえば、ひと安心(^^)
すぐに感覚を取り戻すことができたようで、
呼吸も安定し、スムースに中性浮力で泳いでいらっしゃいました。
お休みが確定したのがご出発の直前だったそうで、
まだ予定を立てておらず、今回はNo planの旅とのこと(^^)
黒島?小浜島?明日はどこに行こうかな?
そんなことを考えながらの気ままな旅もまた、楽しいですよね。
港から帰る途中、
ススキの穂に似た満開のサトウキビの花をバックに
真っ赤な大きな夕陽がゆっくりと沈んでいきました。
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