今夜はブルームーン 2015年7月31日(金)
スキンダイビング/ディープシュノーケリング, ナイトシュノーケリング, ファミリーシュノーケリング
天気 * はれ
気温 * 33℃
水温 * 30℃
満月がきれいでした
今夜は満月がとてもきれいでした。
通常は月に一回しか満月にはなりませんが、
今日は1ヶ月のうちに2回目の満月が見られる夜です。
3年に一度は今夜のように月に2回満月が見られる
ブルームーンという現象が観察できるそうです。
午前のファミリーシュノーケリング
ご家族で石垣島をご旅行中のお客様と、朝の海へ。
お母さんはダイビングのライセンスをお持ちだそうですが、
子育てでしばらく海から遠ざかっているそうです。
おばあさんとおこさんたちは初めてのシュノーケリングですが、
おばあさんはプールに通っているし、
6歳のお兄ちゃんはもう蹴伸びができちゃうし、
まだ3歳の弟君も怖がらずにお水に浮かべるそうです(^^)
みなさん、スム~スに船から離れて泳ぎ出すことができました♪
スイスイ泳いで進んでいると、
かわいいカクレクマノミたちが棲んでいる
イソギンチャクのお家を見つけました。
今日初めてのシュノーケリングに挑戦されたおばあさん、
最初こそちょっぴり緊張されていて体に力が入っていましたが、
サンゴの上を泳いでいるうちに少しリラックスされてきたようです。
弟くんもおばあさんと一緒に浮き輪につかまって上手に進んでいました!
お兄ちゃんは浮き輪なしでもスイスイ泳いでいました(^^)
おばあさんは一度泳いで「もう十分堪能した」と船の上で休憩です。
久しぶりの海を一番楽しんでいたのはお母さんだったかも(^^)
お子さんたちのことを気遣いながら泳いでいるお母さんの姿を
おばあさんがにっこり見ていらして、微笑ましかったです。
プールやお水がお好きなお子さんたちは、
初めての海でのシュノーケリングもへっちゃらでした(^^)
午後のスキンダイビング/ディープシュノーケリング
スキンダイビングがお好きなお客様、
石垣島にご到着されてすぐに海へと向かいます♪
海外でスキンダイビングの講習を受講されたことがあるそうです。
「国内でスキンダイビングができるところがないかな~」と探して、
今回は石垣島にお越しいただくことになったそうです(^^)
ご出発前に少し風邪をひいてしまわれたということもあり
初めての石垣島の海、まずは浅瀬のサンゴ礁でウォームアップです。
今日はお天気がよく、太陽の光が海中の隅々まで届きます。
サンゴの上を泳ぐデバスズメダイたちが動くたびに
光が当たる向きが変わってグリーンやブルーに見えます。
違う種類の魚かと思うほど色がクルクルと変化します。
こんなお天気の日にオススメなのが、
海底から見上げる水面の景色です。
青空と白い雲、キラキラの太陽まで見えます。
海底近くのイソギンチャクに棲むカクレクマノミも、
すぐ近くまで潜って映像を撮影されていました。
ウォームアップを済ませ、次は水深18mのポイントへ移動です。
6階建てのビルの上と同じ高さから見下ろす海中の景色です。
海の中にある洞窟の中を通り抜けます。
シュノーケリングともスキューバダイビングとも違う、
特別なドキドキ感が味わえるのもスキンダイビングならではです。
明日もスキンダイビングにお越しいただく予定です。
この後の夕食のお店をいろいろとリサーチされていました。
どこで何を食べようか迷うのも…旅の楽しみのひとつですね(^^)
夕方のファミリーシュノーケリング
ご家族でご参加いただいたみなさんと、夕方の海へ。
石垣島にはお昼過ぎにご到着されたばかり、
数時間後にはもう海の上でシュノーケリングです♪
シュノーケリングご経験者のみなさんは、
さっそく船から離れて泳いでいらっしゃいました(^^)
未経験者のおばあさんたちは、
まずは体の力を抜いて海に浮かぶ練習を少ししてから、
浮き輪につかまりながら船を離れてサンゴ礁へと向かいます。
浮き輪にしっかりつかまり過ぎたおばあさんが
ラッコのように仰向けにひっくり返ってしまい、
みなさんの笑いを誘うハプニングもありましたが(^^)
ご本人はケロっとされていてすぐに泳いでいらっしゃいました。
イソギンチャクの中で暮らすカクレクマノミファミリーは
水面を見上げてこちらの様子をうかがっていました。
少し休憩をはさんでから2回目です。
今年の夏は、どこに行ってもデバスズメダイたちがいっぱい!
夕方は魚たちも夕食時で潮当たりのいいポイントに集まり、
より一層賑やかな一団が口をパクパク動かしていました。
シュノーケリングが終わり、港への帰り道。
少し西の空に傾いた太陽が水面を金色に輝かせて、
南国の旅の気分を盛り上げてくれました。
ナイトシュノーケリング
今夜は波が静かで穏やかな海況です。
お友達同士でご参加いただいたお客様と夜の海へ出発です。
おふたりとも夜の海で泳ぐのは初めてとのことですが、
不安なご様子もなく、暗い海をスイスイいでいらっしゃいました(^^)
中には暗くなっても泳いでいる夜行性の魚もいますが、
多くの魚は日が沈むと間もなく眠りにつきます。
カクレクマノミもイソギンチャクにくるまって眠っていました。
昼間は岩の下や砂の中に隠れているミミイカの仲間も、
夜になるとエサを求めて泳ぎ始めます。
手の平にちょこんと乗っかってきました(^^)
天敵の魚たちが眠りにつくと
昼間は身を潜めていたカニたちも活動開始です。
ベジタリアンなカニは海藻を岩からむしり取ってムシャムシャ~。
肉食系のカニは、貝を抱えて食べようとしていました。
ハサミを器用に使ってほじくり出しています。
まん丸のフォルムがかわいいコクテンフグ、
寝ぼけてぷくぅ~っと膨らんでいました(^^;)
夜になると、逆立ち泳ぎをするミスジチョウチョウウオ。
昼間は他の魚たちと同じように泳いでいるのですが、
眠るときはこの姿勢の方が楽なのか…不思議な習性です。
3年に1度という珍しいブルームーン、
真っ暗な水面に映ってキラキラ輝いていました。