暖かい冬? 2016年12月26日(月)
, 2016年サンゴの白化, ウミガメ, 午後
天気 * はれ
気温 * 26℃
水温 * 25℃
冬は…まだもう少し先でしょうか?
ウエットスーツを着ていると、
じっとしていても
ジワジワと汗ばんでくるほどの陽気です。
海水温は少しずつ下がっていますが、
海も陸も冬モードとは程遠い石垣島。
冬は来ないのでしょうか…(^^;)
長らく白化した状態だったイソギンチャク。
このところ、ようやく褐虫藻が戻り始めて、
薄らと茶色くなってきたようです。
午後のファンダイビング
ご家族で石垣島をご旅行中のお客様、
今日と明日の2日間ご参加いただく予定です。
奥様もライセンスをお持ちだそうですが、
お子さんがまだ小さいこともあり
ダイビングはまた今度のお楽しみということで…(^^)
以前にも石垣島の海で潜られたことがおありだそうなので、
今回はまた違ったポイントへご案内させていただきました。
1本目は、ウミガメの休憩場所へ行ってみました。
潜降するとすぐに、ヤッコエイに会いました。
砂を掘り返しながらエサを探しているようです。
このエリアに棲みついているようで、
こんな風にモクモクと砂を巻き上げながら
海底を掘り返している様子をよく見かけます。
しばらく、ウミガメの姿を探しながら泳いでいると、
お昼寝中?のアオウミガメを見つけました。
岩の亀裂に頭を突っ込んで、
気持ちよさそうな顔つきで目を閉じていました。
海草にクルンっと尻尾を巻き付けて、
自分も海草そっくりに擬態しているタツノハトコ。
一見、本当に海草の切れ端にしか見えませんが、
じっくり観察すると、しっかり『魚』です。
「大物が見たい!」とリクエストをいただいたので、
2本目は深場の大物スポットを目指しました。
岩の亀裂に集まるウスモモテンジクダイ。
薄桃色の体は向こうが透けて見えるくらい透明です。
そのウスモモテンジクダイを狙って、
大きなハナミノカサゴたちも
たくさん集まっていました。
気配を感じてはっと見上げると、
すぐ目の前にナンヨウカイワリの群れが!
ダイバーを取り囲んで大きな円を描くように
しばらくの間、一緒に泳いでくれました。
今日も12月とは思えないくらい汗ばむ陽気でしたが、
これから少し、お天気は下り坂という予報が…。
ご滞在中、お天気が持ってくれるといいですよね。
まずは1日目、ありがとうございました。