魚の生態を観察するフィッシュウォッチダイビング
魚大好き!かわいいしぐさをじっくり観察するのがフィッシュウォッチダイビングです。石垣島の海の生き物たちの世界をのぞきに行って見ませんか?
体長数センチほどの彼らですが 毎日生活の中には びっくりするくらい多彩なドラマが繰り広げられています。そんな石垣の海のドラマをダイビングで見に行くことができます。
ダイビングは人それぞれ いろいろな楽しみ方があります。
そのひとつがフィッシュウォッチング!石垣島でダイビングすると どこのダイビングポイントで潜っても出会える 何百匹と群れている魚たち ただ上を泳ぎ去ってしまうのは少しもったいない気がします。
今、通り過ぎてしまった下で スズメダイのオスは メスのハートを射止めようと 婚姻色(求愛のためオスが普段よりもきれいな色になる)になって メスにプロポーズしていたり
メスの3分の1ほどの体の大きさしかない クマノミのお父さんは産まれたばかりの卵の世話に一生懸命
カエルウオは縄張りに入った仲間を追い出すのに必死に威嚇したり。カサゴの仲間は1日中じっとエサになる小魚が前を通るのをひたすら岩のふりをして待っていたり。
テンジクダイの仲間キンセンイシモチは石垣島の海が温かくなる春のはじめごろになると お互いに気に入った相手とペアになり 産卵の準備を始めます。ペアになるといつも一緒に2匹で泳いでいます。卵が成熟してメスのお腹がはちきれんばかりに膨らむと いよいよオスの出番何回もあくびの様に大きく口を開いて 卵を口にくわえるために準備運動を始めます。メスが卵を産みオスが精子をかけるとその卵は孵るまで1週間以上何も食べないで オスが口の中で面倒を見ます。![]()
さすがに1週間の絶食はきついらしく 卵をくわえる準備のできたオスはまずは腹ごしらえ…と本命でないメスに卵を産ませ それをくわえる振りをして食べてしまったりもするそうです。
ナミスズメダイはよくムチカラマツという細長い棒状のサンゴに卵を産付けます。サンゴは体の表面についた余計なものは自分で排除してしまいます。
もしそのまま卵を産み付けると卵がダメになってしまうので 夫婦は産卵の準備が整うとせっせとサンゴの表面をつつき一定の範囲だけサンゴを殺してしまうのです。
そしてメスはその部分に卵をつみ付けます。赤ちゃんが孵るまではお父さんが大活躍! 必死に卵を守ります。
クマノミはイソギンチャクの家に夫婦で棲んでいます。
性別は体の大きさで決まるので 一番大きなクマノミがメス 二番目に大きなクマノミがオスになります。
このちっちゃなコが未来の旦那さん。こんなに大きさが違っても2匹は婚約中。オスがもう少し大きくなるのを待って 二人は正式な?夫婦になるのでしょう。
魚たちには手がないので 体についたゴミを自分で取ることができません。
そこで活躍するのが海のそうじ屋さんホンソメワケベラ。彼らの棲むサンゴの前には いつも他の魚たちが列を作って順番待ち。
そうじしてもらっている魚たちは 本当に気持ちよさそう
逆さまになって泳いだり 立ち泳ぎになったり 見ているこちらも気持ちよくなりそうです。
人に慣れているホンソメワケベラはダイバーまでそうじしてくれることもあります![]()
目をキョロキョロさせて好奇心旺盛なモンハナシャコは 近づいてくるもの何にでも 興味津々。ダイバーの指も怖がらず 握手してくれます。
だけど気を付けないと 彼はエサ貝の硬い殻も破壊するほどのパンチ力の持ち主です!
エビのそうじ屋さん